「若者=潜在的野党支持」と勘違いさせたSEALDsの罪
若年層に自民党支持が多い事が判明し、それまで若年層=潜在的野党支持だと思いこんで来たリベラル人士は裏切られたと言わんばかりに若年層に対して毒を吐いている。
その光景は実に見苦しい。
リベラルの若者に対する憎悪が半端ない
— アジアン鈴木 (@JPNak47) 2017年10月24日
これで若者の味方ぶるんだから凄い pic.twitter.com/v0Rd9stQ2B
で、リベラル人士を勘違いさせた元凶が、あのSEALDsである。
かく言う自分もSEALDs登場初期は若干期待しないでも無かったが、すぐにそれは失望へと変わった。
自分がSEALDsへの期待を失った直接の原因は、彼らが「ぶろっくやっちゃうよ君」なるブロック推奨リストに基いてブロックを遂行していった事にある。
誤解されると困るんで言っておくけど、ブロックされたやっかみで言ってるわけではない。なぜなら、俺はブロックされていないからである。
ブロックリストを導入した事の何が問題なのか?
あのブロックリストを作ったのは、たぶん「オトナ」であろう。で、当然ながらそれには作った「オトナ」の思惑が濃厚に絡んでいる。
で、SEALDsが何の躊躇も無くあのリストを導入したという事は、その「オトナ」の思惑に乗せられてる操り人形でしか無い事を意味している。
自分は、ブロックが民主主義の否定だと言うつもりはない、ブロックはツイッタラーの権利なんだからどんどん使って差し支えないと思う。
でもさ、ブロックくらい自分の頭と眼で判断してやれよな。
ブロックすら「オトナ」の力を借りないと出来ないガキンチョに何が出来ると言うのよ?
ポリコレ好きのポリコレ知らず
ファー批判は構わんが、自分達から見て未だに毛皮付ける愚かな人的に「マタギ」って単語を使うのは止めてほしい。
— おてつ (@guruado) 2017年10月19日
蔑称でもない単語を蔑称的に使うってのはあかんやろ。 pic.twitter.com/A8EgvZcg5s
ポリコレ出羽守として名高いフクロウおばさん。
去年のアメリカ大統領選挙で、トランプを支持した白人肉体労働者層を「Loser」という差別的表現で罵倒して散々批判されたはずなのだが、全く懲りてなかった模様。
不倫で民進党離党を余儀なくされた山尾志桜里もそうだけど、風紀委員よろしく他人に倫理的厳しさを要求する手合いに限って、自分自身はグダグダなのって何なんだろうね?
選挙とはパイの奪い合い
ただいま選挙戦真っ只中である。
ということで、選挙について書いてみたいと思います。
選挙の季節になると、必ず投票率の低さを嘆く論調がメディアに登場し有権者の「意識の低さ」を嘲罵する光景は今やお約束になっている。
政府自治体なんかも一応、選挙啓発活動を行ってはいるものの、本気でやる気が無いからか、そこに現れるワードは眠たくなるようなお為ごかしばかりだ。
なぜ投票率が低いのか?
それは多くの有権者が選挙とは何なのか理解していないからだ。
選挙とは何か?
それは限りあるパイの奪い合いのためのシステムである。
選挙などというものが無かった前近代、パイの奪い合いは専ら戦争という手段で行われて来た。
ゆえに力ある者は多くのパイを得て、力無きものはロクにパイに有りつけなかった。
それではいかんと先人達が血の滲むような努力の末に構築した、血を流す事なくパイを分配するシステム、それが選挙である。
選挙を棄権するという事は、すなわちパイの奪い合いから棄権する事を意味する。政治家だって聖人君子じゃないから、パイの奪い合いを棄権する者たちよりも参加する者たちに多くのパイを配分するのは理の当然である。
結果、投票率の高い高齢者を優遇する政策ばかりが重視され、投票率の低い若年層が割を食う政治状況が長らく続いている。
どこの党に投票するかは大した問題じゃない。
肝心なのは、選挙=パイの奪い合いに参加し、永田町の連中にしっかりとパイの奪い合いへの参加意思を示す事だ。
ナポリタン専門店のナポリタンを食ってみた
【公式】ナポリタン専門店 スパゲッティーのパンチョ | ナポリタン専門店 スパゲッティーのパンチョの公式ホームページです!
少し前に、ツイッターで東京にナポリタンの専門店がある事知り興味を持って、昨日上京したのでこれを機に行ってみることにした。
今や麺はアルデンテが当たり前、種類もペペロンチーノにカルボナーラ、ボンゴレだの実に選り取り見取り。
俺が子どもだった頃なんて、スパゲティなんてナポリタンとミートソースくらいしか無かったような…
そんなご時世だからこそ、ナポリタン専門店なるものが商売として成り立つんだろう。
で、調べてみたらチェーン店らしく、取り敢えず池袋店に入る事にした。
ナポリタン専門店と銘打ってはいるが、ナポリタンの他にミートソースもメニューにあったが、初めてのナポリタン専門店でミートソースを頼むのも何だかと思い、まずは「ナポリタンチーズ」なるものを注文してみた。
昔食べたようなペチャペチャ麺なのかなと思いきや、意外に麺にコシがあった。「ペチャペチャ以上、アルデンテ未満」って感じ。
一見何処でも食えるようで、なかなか食えないナポリタンって感じだった。さすが東京で商う以上、それ相応のクオリティが無ければ通用しないという事なんだろう。
価格もリーズナブルだし、東京に遊びに行って飯食う所に困ったら時に便利な店かも知れん。
ドナルド・トランプと橋下徹
毎度おさわがせのドナルド・トランプが、大統領就任早々やらかしてくれました。
大統領に就任すれば、少しはまともになるだろうという予想を豪快にぶち破ってくれた、そんなトランプ兄貴に当然ながら、世界中から非難轟々。
その非難は真っ当なものではあるのだが、自分を大統領にしてくれた支持者のニーズを忠実に遂行しているトランプには蛙の面に小便だろう。
良識的リベラル派の批判の数々も彼の前には無力だ。
なぜドナルド・トランプはかくも強いのか?
それは、彼が「階層」を利用しているからである。
彼は自分を批判するメディアやリベラル良識派を、打倒すべきエスタブリッシュメント(既得権益層)と位置づけ、彼らからの批判を「自らの既得権を墨守するエスタブリッシュメントからの攻撃」とし、自らをそれらと対峙する被抑圧者達の代表であると喧伝し、支持者を沸き立たせる。
それが彼の戦術である。
そしてまずい事に、批判者達はその図式を裏付けるかのように、トランプ支持者を蔑む言動を繰り返した。
ヒラリー・クリントンの「Deplorables」発言などはその最たるものだろう。
こういう政治手法、どこかで見たことがあるなと思ったら、そう、あの元大阪府知事・大阪市長の橋下徹のそれと極めて似ているのだ。
かつて彼が文楽を批判した時に、「良識派」から「橋下は文楽の伝統的価値を理解出来ない馬鹿」的な非難が噴出したが、この手の非難はむしろ橋下を喜ばせただけであった。
本当にトランプ政権を倒したいのならば、支持者達に憎悪の言葉を浴びせるのではなく、自陣営に包摂する方策を思案した方が得策だと思うのだが、如何?
日本のデモ考
これは必ずしも左翼のデモに限った話じゃないんだけど、日本のデモって、「行動」「参加」にばかり意義を見出そうとして、最も肝心なはずの「結果」をなおざりにし過ぎてるように感じる。
個人的には、別にセンター試験の日にデモを敢行しても構わないと思うし、デモの騒音が実際に受験生にどれだけ負担を掛けてるのか分からん所がある。
ただ、センター試験の日にわざわざデモを敢行する事が世間にどういう風に受け取られるかについて、デモの主催者側はもう少し慎重になっても良いのではないか?とは思う。
デモというのは、あくまで世論を喚起するために行われるものであり、いくらデモの目的に正当性が認められるとしても、方法の稚拙さから世論の反発を買ったのでは元も子もない。
デモを敢行するならば、政治的効果を勘案した上で敢行しなければ、単なる参加者の自己満足で終わるだろう。