ちくわぶ大将軍の「140字じゃ言い切れない事柄」

ここに綴られてるのは、単なる田舎者のコンプレックスです。

政党と支持者~SNSを媒介にした馬鹿の相乗効果~

mainichi.jp

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ツイッターやフェイスなどのSNSソーシャル・ネットワーク・サービス)時代のメリットの一つに「政治家と有権者がダイレクトに繋がる」事がある。

SNSを通じて、(これまであまり政治に関心が薄かった)有権者が政治家と交流し政治に関心を持つ事自体は良い事だとは思う。

だがしかし、メリットとデメリットは表裏一体。

最近はデメリットの方が目立ってるように見える。

SNSは、2ちゃんねる(現、5ちゃんねる)に代表される電子掲示板とは異なり、タイムラインを個々の好みにカスタマイズする事が可能だ。

批判的なアカウントや接したくないアカウントをブロック機能やミュート機能で目にしないようにする事が出来る。そうする事によって、タイムラインの論調がSNSの大多数の論調であるとつい錯覚してしまう、SNSにはそういう危険性がある。

ら)。

 

そうして、耳の痛い意見を排除して残ったコアな支持者に煽られて限りなく暴走していく。

そういう状況に陥っている政党や政治家をチラホラ見かけるが、敢えて固有名詞は出さない。

 

 

サンチャイルドとは何だったのか? -祭りとしての原発事故-

防護服を着た子供像「サン・チャイルド」は、なぜ福島で炎上したのか(林 智裕) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

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福島市長がサンチャイルドなるオブジェクトを福島駅近くに設置したものの、市民の抗議に遭い撤去を余儀無くされた事は記憶に新しい。

今、放射能先導芸人・おしどりマコ参院選出馬に話題がシフトし、サンチャイルドが忘れられつつあるようだけれど、サンチャイルド問題とは何だったのか、今一度振り返ってみたいと思う。

 

震災・原発事故以降、それまでどちらかと言えば地味な県だった福島が日本国内のみならず、海外からも熱く注目されるようになった。

放射性物質への恐怖やそれによって生じた風評被害が差別的視線に苦しめられた一方で、TOKIOを始めとする芸能人や有名人達の応援に励まされもした。

福島県は、一種の「原発事故フィーバー」とも言える状況になった。

しかしながら、時が経ち原発事故が収束していくにつれて、こうしたフィーバーは醒めて行くのは必然である。

で、それに耐えられない、もっとフィーバーが続いて欲しいと願う福島県民の願望が具現化したのが、あのサンチャイルドなのでなないのか?

原発事故フィーバーに快感を覚えて、それを手放したく無いと思う気持ちは分からなくも無いが、原発事故という悲劇に立脚した町おこしは歪であると自分は思う。

 

 

 

 

「若者=潜在的野党支持」と勘違いさせたSEALDsの罪

japan.hani.co.kr

若年層に自民党支持が多い事が判明し、それまで若年層=潜在的野党支持だと思いこんで来たリベラル人士は裏切られたと言わんばかりに若年層に対して毒を吐いている。

その光景は実に見苦しい。

で、リベラル人士を勘違いさせた元凶が、あのSEALDsである。

かく言う自分もSEALDs登場初期は若干期待しないでも無かったが、すぐにそれは失望へと変わった。

自分がSEALDsへの期待を失った直接の原因は、彼らが「ぶろっくやっちゃうよ君」なるブロック推奨リストに基いてブロックを遂行していった事にある。

誤解されると困るんで言っておくけど、ブロックされたやっかみで言ってるわけではない。なぜなら、俺はブロックされていないからである。

ブロックリストを導入した事の何が問題なのか?

あのブロックリストを作ったのは、たぶん「オトナ」であろう。で、当然ながらそれには作った「オトナ」の思惑が濃厚に絡んでいる。

で、SEALDsが何の躊躇も無くあのリストを導入したという事は、その「オトナ」の思惑に乗せられてる操り人形でしか無い事を意味している。

自分は、ブロックが民主主義の否定だと言うつもりはない、ブロックはツイッタラーの権利なんだからどんどん使って差し支えないと思う。

でもさ、ブロックくらい自分の頭と眼で判断してやれよな。

ブロックすら「オトナ」の力を借りないと出来ないガキンチョに何が出来ると言うのよ?

 

ポリコレ好きのポリコレ知らず

ポリコレ出羽守として名高いフクロウおばさん。

去年のアメリカ大統領選挙で、トランプを支持した白人肉体労働者層を「Loser」という差別的表現で罵倒して散々批判されたはずなのだが、全く懲りてなかった模様。

不倫で民進党離党を余儀なくされた山尾志桜里もそうだけど、風紀委員よろしく他人に倫理的厳しさを要求する手合いに限って、自分自身はグダグダなのって何なんだろうね?

選挙とはパイの奪い合い

ただいま選挙戦真っ只中である。

ということで、選挙について書いてみたいと思います。

 

選挙の季節になると、必ず投票率の低さを嘆く論調がメディアに登場し有権者の「意識の低さ」を嘲罵する光景は今やお約束になっている。

政府自治体なんかも一応、選挙啓発活動を行ってはいるものの、本気でやる気が無いからか、そこに現れるワードは眠たくなるようなお為ごかしばかりだ。

なぜ投票率が低いのか?

それは多くの有権者が選挙とは何なのか理解していないからだ。

選挙とは何か?

それは限りあるパイの奪い合いのためのシステムである。

選挙などというものが無かった前近代、パイの奪い合いは専ら戦争という手段で行われて来た。

ゆえに力ある者は多くのパイを得て、力無きものはロクにパイに有りつけなかった。

それではいかんと先人達が血の滲むような努力の末に構築した、血を流す事なくパイを分配するシステム、それが選挙である。

選挙を棄権するという事は、すなわちパイの奪い合いから棄権する事を意味する。政治家だって聖人君子じゃないから、パイの奪い合いを棄権する者たちよりも参加する者たちに多くのパイを配分するのは理の当然である。

結果、投票率の高い高齢者を優遇する政策ばかりが重視され、投票率の低い若年層が割を食う政治状況が長らく続いている。

どこの党に投票するかは大した問題じゃない。

肝心なのは、選挙=パイの奪い合いに参加し、永田町の連中にしっかりとパイの奪い合いへの参加意思を示す事だ。

 

小池百合子は小泉純一郎のなり損ない

www.jiji.com

小池百合子郵政選挙の再現を狙ったんだろうが、柳の下に二匹目のドジョウは居なかった。

郵政選挙の時は、時の総理大臣小泉純一郎が己を「改革派」とし、敵対する郵政民営化反対派議員を「既得権益層の代弁者」というイメージ戦略を展開して見事成功したわけだが、今回の場合、「排除」した民進党のリベラル議員をさすがに「既得権益の代弁者」とするのはさすがに無理があった。

世論が保守化し、リベラルに向かい風が吹いているからリベラルをボコれた有権者の支持を得られるだろうと思い立ったのが運の尽き。

イジメが大好きな日本国民も、大義無きイジメには冷淡だったとう話。

ナポリタン専門店のナポリタンを食ってみた

【公式】ナポリタン専門店 スパゲッティーのパンチョ | ナポリタン専門店 スパゲッティーのパンチョの公式ホームページです!

少し前に、ツイッターで東京にナポリタンの専門店がある事知り興味を持って、昨日上京したのでこれを機に行ってみることにした。

今や麺はアルデンテが当たり前、種類もペペロンチーノにカルボナーラボンゴレだの実に選り取り見取り。

俺が子どもだった頃なんて、スパゲティなんてナポリタンとミートソースくらいしか無かったような…

そんなご時世だからこそ、ナポリタン専門店なるものが商売として成り立つんだろう。

で、調べてみたらチェーン店らしく、取り敢えず池袋店に入る事にした。

ナポリタン専門店と銘打ってはいるが、ナポリタンの他にミートソースもメニューにあったが、初めてのナポリタン専門店でミートソースを頼むのも何だかと思い、まずは「ナポリタンチーズ」なるものを注文してみた。

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昔食べたようなペチャペチャ麺なのかなと思いきや、意外に麺にコシがあった。「ペチャペチャ以上、アルデンテ未満」って感じ。

一見何処でも食えるようで、なかなか食えないナポリタンって感じだった。さすが東京で商う以上、それ相応のクオリティが無ければ通用しないという事なんだろう。

価格もリーズナブルだし、東京に遊びに行って飯食う所に困ったら時に便利な店かも知れん。